日光がビタミンDをつくる

ビタミンDが、からだにとっていかに大事なものかはおわかりいただけただろう。だが、とても幸運なことに、人体に必要なビタミンDの大部分は、さんさんと輝く太陽のもと、私たちの皮膚のなかで生産されているのだ。それもわずか20分から20分間、週に約三回、日光に当たるだけで、コレステロールからビタミンDが合成されるのだ。

「なあんだ、それならわざわざビタミンDを摂るまでもない」と早合点してはいけない。なぜなら、ビタミンDがいつも順調に合成されるわけではないから、安心はできないのだ。

たとえば、色黒で皮膚の色がかなり濃い人では、光の効果がどうしても低くなってしまうから、ビタミンDができにくい。「あら、私は色白だから大丈夫」という若くて魅力的な女性もいるだろうが、やっぱり安心はできない。その理由は、どんな人でも年齢を重ねるうちに、あのイヤな老化がやってきて、体内の化学反応が遅くなってくるからだ。

老化とともに、太陽によってできるビタミンDの量は減ってくるから、太陽だけをあてにするわけにはいかない。また、冬になれば、皮膚の色や年齢にかかわりなく、だれでもが太陽に当たる時間が少なくなる。

たとえば、北欧に住む人々は、冬の日照時間がとても少ないから、短い夏を利用しておもいっきりからだを日に当てている。そんな理由から、ビタミンDを食事からどうしても摂らねばならないというわけだ。

さて、ビタミンDはどんな食物に含まれているかというと、チーズ、ヨーグルト、牛乳などの乳製品、レバー、魚類などである。これらをしっかりと食べて強い骨をつくりたいものである。  

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  4. ビタミンDが骨をつくるしくみ
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